1952-12-18 第15回国会 参議院 予算委員会 第13号
○政府委員(松浦東介君) 米価の決定方式についての御質問のようでございますが、米価について非常に御造詣の深い片柳委員の御承知のように、現在は言うまでもなく、これは法律によりまして政府の行政権執行ということできめておりますが、これを重大であるが故に国会できめるようにしては如何か、こういうような御質問のようでありますが、一応そういうことも考えられますけれども、この方法は、現在も国会できめまする法律の基準
○政府委員(松浦東介君) 米価の決定方式についての御質問のようでございますが、米価について非常に御造詣の深い片柳委員の御承知のように、現在は言うまでもなく、これは法律によりまして政府の行政権執行ということできめておりますが、これを重大であるが故に国会できめるようにしては如何か、こういうような御質問のようでありますが、一応そういうことも考えられますけれども、この方法は、現在も国会できめまする法律の基準
勿論行政府といたしましては、行政権執行の過程におきまして、みずから一応法律を解釈してそれに基いて行政権を行使する、その行使する前提として解釈するということは政府の権限とは思いますが、行政府の考えによつて法律の解釈が二、三になるということはあり得ないと思います。
その点において、いたずらに行政権、執行権の強化ということをただおそれていたのでは、非常にひ弱な、手も足も出ない政治になるおそれがあるのではないか。それだけに執行権の強化というものは、ある時代には強く現われておる。そういうときに、全体主義、独裁主義に走つてしまうことを防ぐということには、われわれは十全の考慮をしておく方がいいのではないか、こういう気持でございます。
従つてこれは予算に縛られてないという点から見ると、この所長を御選任をなさつたそれ自体において、そもそも皆さん方の行政権執行の面に過誤があつたのじやなかろうか。